Procede de correction de defauts de moulage dans une machine de moulage par injection
专利摘要:
公开号:WO1991008097A1 申请号:PCT/JP1990/001519 申请日:1990-11-21 公开日:1991-06-13 发明作者:Yoshiharu Inaba;Masao Kamiguchi;Takayuki Taira;Hiroshi Watanabe 申请人:Fanuc Ltd; IPC主号:B29C45-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] 射出成形機における成形不良対策方法 [0003] 技 術 分 野 [0004] 本発明は、 射出成形機における成形不良対策方法に関 し、 特に、 製品量産中の成形不良発生時にエ キ スパー ト シ ス テ ムを用いて良品成形状態に復旧させる方法に関す な [0005] 背 景 技 術 [0006] 射出成形サ イ ク ルを実行するため の成形条件は、 射出 圧力, 射出時間等の多数の成形パ ラ メ —夕か らなり、 従 つ て、 最適成形条件の決定にあたっては各種成形パラ メ 一 夕 の最適値を夫々決定しなければならない。 又、 最適 成形条件は製品の種類によ っ て も変化する。 こ のため、 一般には、 仮の成形条件で射出成形サ イ ク ルを実行し、 次いで、 この結果得た成形品に生じた成形不良に応じて 成形条件を変更する という作業を繰り返して、 最適成形 条件を試行錯誤によ り求めている。 従って、 最適成形条 件を適正かつ迅速に設定するには種々の知識, 経験を有 する熟練者がこれにあたらなければならなかった。 そこ で、 最近になって、 非熟練者による最適成形条件設定を 可能とするエ キ ス パー ト シ ス テ ム が開発された。 エ キ ス パー ト シ ス テ ムは、 熟練者の知識, 経験に基づいて予め 作成したプロ グラ ム及びデータベー スを備え、 ォペ レ — 夕 との対話形式で最適成形条件設定処理を実行するよ う にな っ て い る。 - - 上述のよ う に し て最適成形条件が設定される と、 射出 成形機は最適成形条件に従って射出成形サイ ク ルを繰り 返して製品を量産する。 こ の間、 一般には同一の最適成 形条件で射出成形サ イ ク ルが繰り返し実行され、 従って、 成形条件は変更されない。 それにもかかわらず成形不良 が発生する こ とがある。 この場合、 成形不良の発生原因 を診断し、 診断結果に応じて最適成形条件を再度設定し ている。 しかしながら、 成形不良の発生メ カ ニ ズムは複 雑で、 種々の成形パラ メ 一夕がこれに関連している。 又、 成形不良の種別はバリ, ヒ ケ等と種々であ り、 しカゝも、 同種の成形不良が常に同様の成形パラ メ ータ の不適合に 起因して発生する とは限らない。 このため、 成形不良発 生時での良品成形状態への復旧にあたっては、 多数の成 形パ ラ メ 一 夕 のどれをどの程度変更すべきかを判断しな ければな らず、 熟練者の知識, 経験が必要になる。 [0007] そ こ で、 製品の量産に先立つ最適成形条件設定の場合 と同様、 エキ ス パー ト シ ス テムを用いて、 製品量産中の 成形不良発生時の復旧処理を行う こ とが考え られる。 し かしな力 ら、 従来のエキ ス パー ト シ ス テムは、 各種成形 パ ラ メ ー タを変更しつつ射出成形サ イ ク ルを繰り返し試 みる間に検出される各種成形パラ メ 一夕の値とオペレー 夕によ り入力される成形品の良否に係るデー タ とに基づ いて最適成形条件を新たに決定する こ と に主眼を置いて 構築されている。 こ のため、 従来の エキ ス パ ー ト シ ス テ ム によ れば、 同一の最適成形条件下で実行される製品量 産中に成形不良を来した場合の復旧処理を効率的に行え ない。 [0008] 発 明 の 開 示 [0009] 本発明の目的は、 製品量産中の成形不良発生時にェ牛 ス パー ト シ ス テ ムを用いて適正かつ迅速に良品成形状態 に復旧させるための、 射出成形機における成形不良対策 方法を提供する こ と にある。 [0010] 上述の目的を達成するため、 本発明の成形不良対策方 法は、 製品量産中に複数の成形パラ メ ー タ の値を夫々検 出し、 成形不良発生時での各前記成形パラ メ ー タ の検出 値を予め設定した各該成形パ ラ メ — タ の基準値と比較し て各前記成形パラ メ 一夕を評価し、 予め夫々設定した成 形不良対策処理の う ちの、 前記複数の成形パラ メ 一夕の 評価の組合せに対応する ものを選択的に実行する工程を 備える。 [0011] 好ま し く は、 成形パラ メ ー タ の基準値は良品成形中に 予め計測される。 又、 各該成形パ ラ メ ー タ の基準値と成 形不良発生時での各該成形パラ メ 一 夕の検出値との偏差 に関連する少な く と も一つ の閾値が予め設定され、 各該 成形パラ メ ータ の偏差と閎値とを比較する こ とによ り当 該パ ラ メ ータが評価される。 成形パ ラ メ ー タ, 成形パラ メ 一 夕 の各々 に関連する閾値及び成形パ ラ メ 一 夕 の評価 の組合せの各々 に対応する成形不良対策処理は、 熟練者 の知識及び経験に基づいて予め選択も し く は設定される。 上述のよ う に、 本発明によれば、 製品量産中の成形不 良発生時での成形パラ メ 一 夕の各々の検出値と予め設定 した各該成形パ ラ メ ー タ の基準値とを比較して各々の成 形パラ メ ータを評価し、 予め夫々設定した成形不良対策 処理のう ちの、 複数の成形パラ メ ー タ の評価の組合せに 対応する ものを選択的に実行する。 この結果、 成形不良 発生時の良品成形状態への復旧を適正かつ迅速に行える。 [0012] 好ま し く は、 成形パラ メ ータが熟練者の知識及び経験 に基づいて予め選択される。 又、 良品成形中に予め設定 した成形パラ メ ー タの各々 の基準値と成形不良発生時で の各該成形パ ラ メ ー タ の検出値との偏差が検出され、 こ の偏差と熟練者の知識及び経験に基づいて予め設定した 閾値とを比較する こ とによ り各々の成形パラ メ ータが評 価される。 更に、 夫々の成形パラ メ ータの評価結果に従 つて、 熟練者の知識及び経験に基づいて予め設定した成 形不良対策処理の対応する ものが選択的に実行される。 この結果、 熟練者が介在しな く と も、 成形不良発生時の 復旧を熟練者がこ れに当たった場合と同様に行える。 [0013] 図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1 図は本発明の一実施例による成形不良対策方法を 実施するための射出成形機の要部を示すプロ ッ ク図、 [0014] 第 2 図は良品成形時の測定デー タ の表示例を示す図、 第 3 図は不良品成形時の測定デ - タ の表示例を示す図、 第 4 図は第 1 図の射出成形機によ り実行される成形不 良対策処理を示すフ ロ ー チ ヤ — 卜 である。 [0015] 発明を実施するための最良の形態 本発明の方法を実施するための射出成形機は、 射出ュ ニ ッ ト, 型締ュニ ッ ト等の各種ュニ ッ トを備えている。 第 1 図を参照する と、 射出ュニ ッ ト は、 図示しない加熱 シ リ ンダ内に配されたス ク リ ュ 1 と、 これを軸方向駆動 するための射出用サーボモ ー タ 2 と、 ス ク リ ュ 1 を回転 駆動するためのサーボモー タ (図示略) とを備え、 ス ク リ ュ 1 を軸方向移動させて加熱シ リ ンダ内で可塑化, 混 練した成形材料 (樹脂) を図示しない金型内に射出する よ う にな つている。 射出用サーボモータ 2 にはモ一夕回 転位置 ( ス ク リ ュ軸方向移動位置) を検出するためのパ ルス コ ー ダ 3 が装着され、 ス ク リ ュ 1 には樹脂圧力 (溶 融樹脂からス ク リ ュに加わる軸方向反力) を検出するた めの圧力セ ンサ 4 が装着されている。 又、 射出成形機は、 プロ グラ マブルマ シ ン コ ン ト ロー ラ (後述) と協働して 射出成形機の各種ュニ ッ ト を制御するための数値制御装 置 (以下、 N C装置と云う) 1 0 0 を備えている。 [0016] N C装置 1 0 0 は、 サ一 ポイ ンタ ーフ ェ イ ス 1 1 1 と 各種サー ボ回路 (射出用サ ― ボモー タ 2 に対応するサー ボ回路のみを符号 1 0 3 で示す) とを介して各種サーボ モー タ を制御する ための数値制御用マイ ク ロ プロセ ッ サ (以下、 N C用 C P U と云う) 1 1 2 を備え、 夫々のサ ーボ回路にはパルス コ― ダ (射出用サ—ボモ—夕 2 に対 応するパルス コ一ダのみを符号 3 で示す) が接続されて いる。 N C用 C P U 1 1 2 には、 データの一時記憶等に 用いられる ラ ンダムア ク セ ス メ モ リ ( R A M ) 1 0 4 と、 射出成形機全体を制御する ための管理プロ グラ ムを記憶 した リ ー ドオ ン リ メ モ リ ( R O M) 1 1 5 とが接続され ている。 [0017] 又、 N C装置 1 0 0 は、 プロ グラ マブルマ シ ン コ ン ト ロー ラ用のマイ ク ロプロセ ッサ (以下、 P M C用 C P U と云う) 1 1 4 を備え、 P M C用 C P Uには、 射出成形 機の シー ケ ンス動作を制御するための シ―ケ ンスプロ グ ラ ム等を記憶した R O M 1 1 7 と、 データ の一時記憶等 に用いられる R A M I 1 0 とが接続され、 R A M I 1 0 は後述の成形不良対策処理に用いる後述の 2 つのテープ ル T 1 及び T 2 を格納自在にされている。 [0018] 両 C P U 1 1 2 , 1 1 4 間に介在するバス アー ビタ コ ン ト ロ ー ラ (以下、 B A C と云う) 1 1 3 には、 共有メ モ リ 1 0 5, 入力回路 1 0 6及び出力回路 1 0 7 の夫々 のバスが接続され、 B A C 1 1 3 の制御下で、 C P U 1 1 2, 1 1 4 の演算実行サイ ク ルの各々 において一方の C P Uが要素 1 0 5〜 1 0 7 の所要の一つに選択的にァ ク セス可能にされている。 共有メ モ リ 1 0 5 は不揮発性 R A Mからなり、 射出成形機を制御するための N Cプロ グラ ム等を格納するためのプロ グラ ム格納部と、 成形条 件を表す各種設定値, パラ メ ー タ, マク ロ変数を格納す るための設定部とを有している。 [0019] 入力回路 1 0 6 は射出成形機の各種ュニ ッ ト に設けた 各種セ ン サ等に接続され、 出力回路 1 0 7 はサーボ回路 1 0 3 を含む各種サ―ボ回路とア ド レ ス発生器 1 1 8 と に接続されている。 ア ド レ ス発生器 1 1 8 は、 P M C用 C P U 1 1 4からア ク セ ス可能な 2 つの R A M I 0 8, 1 0 9 の夫々 に接続されている。 R A M I 0 8 は、 圧力 セ ンサ 4 に接続された A Z D変換器 1 0 1 に接続され、 ア ド レ ス発生器 1 1 8からの出力信号によ り指定された ァ ド レ ス領域に樹脂圧力を表す AZ D変換器出力を格納 するよ う になっている。 又、 R A M 1 0 9 は、 ノ、。ルス コ ーダ 3 か らのフ ィ 一 ドバ ッ ク パルス を積算するための力 ゥ ンタ 1 0 2 に接続され、 ア ド レ ス発生器出力によ り指 定されたァ ド レ ス領域にス ク リ ュ位置を表すカ ウ ン夕出 力を格納するよ う になっている。 [0020] オペ レ ー タ ノ、' ネ ル コ ン ト ロ ー ラ 1 1 6 を介 して B A C [0021] 1 1 3 に接続された C R T表示装置付き手動データ入力 装置 (以下、 C R T/M D I と云う) 1 1 9 は、 データ 入力等を行うための各種キー と、 後述のグラ フ表示のた めの、 R A M I 0 8 に対応する圧力デー タ用 R A Mと R A M I 0 9 に対応するス ク リ ュ位置データ用 R A Mとを 内蔵した C R T表示制御装置とを備えている。 [0022] 後で詳述するよ う に、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 製品 量産中の成形不良発生時に、 所定の成形パラ メ ータ の各 々 の、 基準値からの偏差を閾値と比較して各パラ メ ータ を評価し、 次いで、 夫々 のバラ メ ー タの評価結果の組合 せに応じて所要の対策処理を行う よ う になっている。 評 価対象とすべき成形パラ メ ー タ の種別, 各パラ メ ー タ の 閾値及び夫々の対策処理の内容は、 熟練者の知識及び経 験に基づいて適宜設定される。 [0023] 本実施例では、 評価対象とすべき成形パ ラ メ ー タ と し て、 射出時間, 計量時間, ク ッ シ ョ ン量, ゲー ト通過時 の樹脂圧力及び充旗時の樹脂圧力が用いられる と共に、 各パラ メ ータ に関して、 第 1 の閾値 Kil (〉 0 ) , 第 2 の閾値 K i2 (く K il, 〉 0 ) , 第 3 の閾値 K i3 (< 0 ) 及び第 4 の閾値 K i4 (〉 K i3, < 0 ) が用い られる ( i = 1 〜 5 ) 。 そ して、 成形不良発生時の各パ ラ メ ー タ値 の基準値 ( X i s ) からの偏差 Δ χ i と第 1 〜第 4の閾 値 K il〜K i4との比較結果に基づいて、 各パ ラ メ ー タを 「 2」 , 「 1 」 , 「 0」 , 「― 1 」 及び 「一 2」 の 5段 階で評価するよ う にしている。 [0024] すなわち、 成形不良時のパラ メ ータ値が基準値からプ ラ ス方向に大き く 偏倚している と ( Δ χ ί ≥ Kil) 評価 結果が 「 2」 にな り、 ブラ ス方向に小さ く偏倚している と (K il〉 A x i ≥ K i2) 評価結果が 「 1」 になり、 殆 ど偏倚していないと (K i2> A x i >— K i3) 評価結果 は 「 0」 になる一方で、 パラ メ ータ値が基準値からマイ ナ ス方向に小さ く 偏倚している と (一 Ki4く Δ χ ί ≤ - K i3) 評価結果は 「一 1 」 にな り、 マ イ ナ ス方向に大き く偏倚している と (Δ χ ί ≤— K i4) 評価結果が 「― 2」 にな る よ う に、 各パ ラ メ ー タ の評価が行われる。 [0025] 以下、 上述の構成の射出成形機の作用を説明する。 [0026] オ ペ レ ー タ力 i -、 C R TZM D I 1 1 9を介して、 成形 不良発生時に評価対象とすべき成形パラ メ ー タ と して、 射出時間, 計量時間, ク ッ シ ョ ン量, ゲー ト通過時の樹 脂圧力及び充塡時の樹脂圧力を特定する と共に各成形パ ラ メ 一夕 についての閾値 K il K i4を所定の順序で入力 する と、 P M C用 C P U 1 1 4 の制御下で、 入力データ が第 1 表に示すテー ブル T 1 と して R A M I 1 0 内に格 納される。 但し、 データ入力時点では各パラ メ ー タ の基 準値 X i s は未だ入力されない。 [0027] ラ 射出 ク ッ シ ゲ— ト通過 充壙時 メ 一タ 時間 ¾間 ョ ン量 時の圧力 の圧力 基準値 xl s x2s x3s x4 s x5s 閾 値 K11 K21 K31 K41 K51 [0028] K12 111 K32 K42 K52 [0029] -K13 -K23 -K33 -K43 -K53 [0030] -K14 -K24 - 34 -K44 -K54 [0031] 次に、 オ ペ レ ー タ 力' 5 つの成形パラ メ ー タ の評価の 組合せに夫々対応する対策処理内容を所定の順序で入力 する と、 P M C用 C P U 1 1 4 の制御下で R A M I 1 0 内に入力データが第 2表に示すテー ブル T 2 と して格納 される。 即ち、 テ ー ブル T 2 には、 5 つの ' ラ メ 一 夕 に ついての評価結果の組合せの各々 によ り表される成形不 良に対応する対策処理が設定される。 第 2表には、 評価 の第 1 〜第 3 の組合せ 「 2. 0, 0, 0. 0 2. 2, 0, 0, 0」 及び 「 2, 1, 0. 0, 0」 に夫々対応する第 1 〜第 一 [0032] 3 の対策処理のみを示す。 なお、 製品量産中に起こ り得 ない成形不良に関する評価結果の組合せ及びこれに対応 する対策処理は設定されない。 第 2 [0033] 評価の組合せ 対 策 処 理 [0034] 2. 0, 0, 0, 0 第 1 の対策処理 [0035] 2. 2, 0, 0, 0 第 2 の対策処理 [0036] 2. 1, 0, 0, 0 第 3 の対策処理 [0037] 成形不良対策処理デ-タ の入力を終了した後、 製品量 産のため の射出成形サイ ク ルを実行するための最適成形 条件が従来公知のよ う に し て決定され、 共有 R A M I 0 5 の設定部に格納される。 その後、 R O M 1 1 7 に格納 されたシ ー ケ ン ス プロ グラ ムならびに共有 R A M I 0 5 に格納された N C プログラ ム及び成形条件に従って、 P M C用 C P U 1 1 4 によ り シー ケ ン ス制御が行われる と 共に N C用 C P U 1 1 2 によ り各軸サ―ボモータが駆動 制御され、 1 射出成形サ イ ク ルが実行される。 [0038] こ の射出成形サ イ ク ルの実行中、 ス ク リ ュ 1 に作用す る樹脂圧力を表す圧力セ ンサ 4か ら のアナ 口 グ出力が A Z D変換器 1 0 1 においてデジタ ル信号に変換される。 又、 ス ク リ ュ 1 の移動に伴ってパル スコ ーダ 3 から送出 される フ ィ 一 ドバ ッ ク パル ス力;カ ウ ンタ 1 0 2 において 積算される。 こ の積算値はス ク リ ュ位置を表す。 射出成 形サイ ク ル実行中にプロ グラ ムか ら射出開始指令を読み 取る と、 P M C用 C P U 1 1 4 はァ ド レ ス発生器 1 1 8 を作動させる。 即ち、 ア ド レス発生器 1 1 8 は、 射出ェ 程の開始と同時に R A M 1 0 8, 1 0 9 へのア ド レ ス指 定出力 (サ ンプ リ ング指令) の送出を開始する。 このァ ド レス指定出力は保圧完了時までサ ンプリ ング周期毎に 更新される。 結果と して、 夫々のサ ンプ リ ング周期にお ける射出 . 保圧圧力及びス ク リ ュ位置が R A M I 0 8, 1 0 9 のァ ド レ ス領域の対応する も のに夫々格納される。 上記 1 射出成形サ イ ク ルの実行中、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 射出開始からス ク リ ュ 1 が保圧開始位置に達す るまでの射出時間, 計量開始からス ク リ ュ 1 が計量点に 達するま での計量時間等をタ イ マで測定する と共に保圧 完了時のス ク リ ュ位置に基づいてク ッ シ ョ ン量を求め、 射出時間, 計量時間及びク ッ シ ョ ン量を例えば共有 R A M l 0 5 に格納する。 そ して、 P M C用 C P U 1 1 4 の 制御下で、 C R T表示制御装置によ り射出時間, 計量時 間及びク ッ シ ョ ン量が第 2 図に示すよ う に C R T画面上 に表示される。 さ らに、 P M C用 C P U 1 1 4 の制御下 で、 R A M I 0 8, 1 0 9 から C R T表示制御装置の圧 力デー タ R A M及びス ク リ ュ位置データ R A Mに転送さ れたサ ンプリ ン グデータ に基づいて、 ス ク リ ュ位置一射 出 · 保圧圧力曲線が第 2 図に示すよ う に C R T画面上に グラ フ表示される。 - - オ ペ レ ー タ は、 ス ク リ ュ位置一射出 · 保圧圧力曲線を 参照する と共に使用金型の種類, 樹脂の種類, 成形条件 等を勘案して、 樹脂のゲー ト通過時のス ク リ ュ位置 (例 えば 1 O mm) 及び撐脂充塡時のス ク リ ュ位置 (例えば 3 0 mm ) を夫々設定する。 これに応じて、 P M C用 C P U 1 1 4 の制御下で両ス ク リ ュ位置が共有 R A M I 0 5 に 己 ¾ される o [0039] ゲー ト通過時及び充塡時でのス ク リ ュ位置の設定後、 オペ レー タが C R T/M D I 1 1 9 を介して連続成形指 令を入力する と、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 共有 R A M 1 0 5 か ら上記 1 射出成形サ イ ク ルでの射出時間, 計量 時間及びク ッ シ ョ ン量を読み取り、 これら のデー タ をテ 一 ブル T 1 の対応する記憶領域へ基準値と し て書き込む。 又、 C P U 1 1 4 は、 設定したゲー ト通過時及び充壙時 の夫々の ス ク リ ュ位置が格納されている R A M I 0 9 の ア ド レ ス領域を特定し、 次いで、 R A M I 0 8 の同一ァ ド レス領域からゲー ト通過時及び充旗時の夫々のサ ンプ リ ン グ射出圧力を読み取り、 これ ら のデー タ をテー ブル T 1 のゲー ト通過時及び充¾時の圧力に対応する記憶領 域へ基準値と して書き込む。 [0040] その後、 製品を量産すべ く射出成形サイ ク ルが上記 1 射出成形サ イ ク ル と同様にかつ繰り返して実行される。 製品量産中、 一般には成形条件が変更される こ とはない カ 、 それにもかかわらず不良品が生じるこ とがある。 [0041] 成形不良発生時、 オ ペ レ ー タ は C R T/M D I 1 1 9 を介して成形不良対策指令を入力する。 こ れに応じて、 P M C用 C P U 1 1 4 は第 4 図に示す成形不良対策処理 を開始する。 なお、 第 3 図は、 成形不良を来 した射出成 形サイ ク ルでの射出時間, 計量時間及びク ッ シ ョ ン量な らびにス ク リ ュ位置一射出 · 保圧圧力曲線の表示例を示 す。 [0042] 第 4 図の処理に おいて、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 成 形不良を来した射出成形サ イ ク ルでの射出時間 X 1 及び 計量時間 X 2 をタ イ マから読取り、 ク ッ シ ョ ン量 x 3 を 保圧完了時のス ク リ ュ位置から求め、 ゲー ト通過時の圧 力 x 4及び充塡時の圧力 X 5 を R A M I 0 8 から読み取 る ( ス テ ッ プ S 1 ) 。 次に、 C P U 1 1 4 は、 テ ー ブル T 1 からパラ メ ー タ の基準値 x l s 〜 x 5 s を読取り、 ノ、。ラ メ 一 夕 の測定値 x l 〜 x 5 と基準値 X 1 s 〜 x 5 s の対応する もの同士間の偏差 Δ χ 1 〜 Δ χ 5 を算出する ( ス テ ッ プ S 2 ) 。 [0043] 次に、 ? 10:用 じ ? 1; 1 1 4 は、 評価対象と しての成 形パ ラ メ 一 夕 に関連する第 1 〜第 4 の閾値 K il, K i2, — K i3, — K i4 ( i = l 〜 5 ) をテーブル T l から読取 り、 各パ ラ メ 一 夕 の偏差 Δ χ ί を当該パラ メ 一 夕 の 4 つ の閎値の夫々 と比較して各パラ メ ー タを評価する (ステ ッ ブ S 3 ) 。 評価結果は、 Δ X i ≥ K i 1な らば 「 2」 で あ り、 1^ 11〉 厶 1 ≥ 1^ 12な らば 「 1 」 、 K i2> Δ X i 〉 一 K i3な らば 「 0 」 で、 一 Κ ί3≥ Δ χ i > - K i な らば 「一 1 J 、 Δ X i - K i 4な らば 「一 2 」 になる。 - - 次に、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 5 つの成形パラ メ 一 夕についての評価の組合せを表すパター ンを判別する。 第 3 図に示すよ う に、 成形不良を来した成形サイ ク ルで の射出時間 x l ( = 0. 4 4秒) が基準値 x l s ( = 0. 5秒) よ り も 0. 0 6秒だけ小さ く、 かつ、 ゲー ト通過 時の圧力 X 4 ( = 1 0 0 kg/cm2) が基準値 X 4 s ( = 1 5 0 kg/cm2) よ り も 5 0 kg/cm2だけ小さい一方で、 その 他の第 2 , 第 3及び第 5 のパラ メ ー タ の値が基準値と略 同一又はパラ メ 一 夕値の基準値からの偏倚が小さい場合 には、 第 1 〜第 5 のパラ メ ー タ についての評価結果は例 えば 「— 1 」, 「 0」, 「 0 」 , 「一 2」 及び 「 0」 で 夫々表される。 即ち、 この場合の評価の組合せはパター ン 「-1, 0, 0, -2, 0」 で表される。 [0044] 次に、 P M C用 C P U 1 1 4 は、 上述のよ う に して求 めた評価の組合せのバタ ー ンと一致するパタ ー ンをテー ブル T 2 から検索し、 斯く 検索したパター ンに対応する 対策処理情報、 例えばパタ ー ン 「-1. 0, 0 , -2, 0」 に 対応する対策処理情報 「ノ ズル温度を 2度下げる」 をテ 一ブル T 2 から読み出す ( ステ ッ プ S 4 ) 。 そ して、 C P U 1 1 4 は、 こ の対策処理情報に応じて最適成形条件 を変更する (ス テ ッ プ S 5 ) 。 例えば対策処理情報 「ノ ズル温度を 2度下げる」 に応じて、 最適成形条件を構成 するパラ メ ータ値の一つと して共有 R A M I 0 5 に設定 されている最適ノ ズル温度に代えて、 これよ り も 2度だ け小さい値を共有 R A M 1 0 5 に最適ノ ズル温度と して 設定する。 [0045] このよ う に、 成形条件が変更されて第 4 図の成形不良 対策処理が終了すると、 射出成形機は、 変更後の成形条 件に基づいて射出成形サイ ク ルを繰り返し実行して製品 を量産する。 なお、 成形条件変更後 (必要な らば、 例え ばノ ズル温度上昇に要する時間の経過後) に依然と して 同様又は別の成形不良が生 じる場合、 オペ レータ は成形 不良対策指令を再度入力 して P M C用 C P U 1 1 4 によ る成形不良対策処理を再開させる。 [0046] 本発明は上記実施例に限定されず、 種々の変形が可能 であ 。 [0047] 例えば、 上記実施例では、 成形不良発生時の対策処理 を表す情報のみをテーブル T 2 に記億するよ う に した力 これに加えて成形不良発生原因を記憶させて も良い。 こ の場合、 好ま し く は対策処理情報及び成形不良発生原因 を C R T画面上に表示する。 [0048] また、 上記実施例では、 テーブル T 2 から検索した対 策処理情報に基づいて成形条件を自動的に変更するよ う に したが、 対策処理情報を C R T画面上に表示してオペ レー 夕 に成形条件を変更するよ う に促すよ う に して も良 い。 この場合、 N C装置はオペ レー タによる成形条件の 変更が完了するまで待機する。 [0049] 更に、 成形条件を自動的に変更する場合にあっても対 策処理情報を C R T画面上に表示しても良い。 これによ り、 成形条件の変更完了時期を判断する目安がオペレ - 夕 に与え られ、 特に、 変更後の成形条件が実際に達成さ れるまでに時間を要する場合、 例えば、 ノ ズル温度を変 更する場合に便宜である。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 1 . ( a ) 製品量産中に複数の成形パ ラ メ ー タ の値を夫 々検出 し、 ( b ) 成形不良発生時での各前記成形パ ラ メ ー タ の検出値と予め設定した各該成形パラ メ 一 夕 の 基準値とを比較 して各前記成形パ ラ メ ー タ を評価し、 ( c ) 予め夫々設定した成形不良対策処理のう ちの、 前記複数の成形パラ メ ー タ の評価の組合せに対応する も のを選択的に実行する工程を備える、 射出成形機に おける成形不良対策方法。 2 . 各前記成形パ ラ メ ー タ の前記基準値を良品成形中に 予め計測する請求の範囲第 1 項記載の成形不良対策方 3 . 各前記成形パ ラ メ ー タ の前記基準値と成形不良発生 時での各該成形パラ メ — タ の前記検出値と の偏差に関 連する少な く と も一つ の閾値を予め設定する工程を含 み、 前記工程 ( b ) にお いて各該成形パ ラ メ ー タ の前 記偏差と前記少な く と も一つの閾値とを比較する こ と によ り 当該パラ メ ータを評価する請求の範囲第 1 項記 載の成形不良対策方法。 4 . 前記複数の成形パ ラ メ ー タ, 各前記成形パラ メ 一 夕 に関連する前記少な く と も一つの閎値及び前記複数の 成形パラ メ 一 夕 の評価の組合せの各々 に対応する成形 不良対策処理を、 熟練者の知識及び経験に基づいて設 定する請求の範囲第 3項記載の成形不良対策方法。 5 . 前記工程 ( c ) において、 前記複数の成形パ ラ メ一 夕 の評価の組合せに対応する成形不良対策処理に応じ て成形条件を変更する請求の範囲第 1 項記載の成形不 良対策方法。 前記複数の成形パラ メ ー タ の評価の組合せに対応す る成形不良対策処理を表す情報を表示する請求の範囲 第 1 項記載の成形不良対策方法。 . 前記複数の成形パラ メ ー タは、 射出時間, 計量時間, ク ッ シ ョ ン量, ゲー ト通過時の圧力及び充塡時の圧力 を含む請求の範囲第 1 項記載の成形不良対策方法。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-06-13| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1991-06-13| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE | 1991-07-24| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990917098 Country of ref document: EP | 1991-11-13| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990917098 Country of ref document: EP | 1994-07-13| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990917098 Country of ref document: EP |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP1/303253||1989-11-24|| JP1303253A|JP2586954B2|1989-11-24|1989-11-24|射出成形機における成形不良対策方法|EP19900917098| EP0455820B1|1989-11-24|1990-11-21|Method of correcting defective molding in injection molding machine| DE1990610671| DE69010671T2|1989-11-24|1990-11-21|Verfahren zum verbessern eines fehlerhaften spritzgiessvorganges bei einer spritzgiessmaschine.| 相关专利
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